実例紹介
小屋裏収納はへ固定階段?それともハシゴ?【収納の多いお家♪】
2021.10.27
住まいの悩みで多く上がるのが、収納の不足。
収納の確保やスペースの有効活用だったりと、長年人気の小屋裏収納。便利そうだから作ったものの、階段を出すのが面倒だったり、夏な暑くていられないような状況もあり、作っても使われないということも多かったようです。
■小屋裏収納(屋根裏収納)って?
角度のついた屋根(片流れ、寄棟、切妻など)の場合に屋根の上の部分と天井の間に一定のスペースができます。
このスペースを有効活用として収納として活用しているものを小屋裏収納(屋根裏収納または屋根裏部屋)と呼ばれています。
※ただし、小屋裏にするには一定の条件があるのです。
①床かた天井までの高さが1.4m(140㎝)未満である。
②小屋裏の面積が下の階の1/2であること。
一般的には陸屋根を呼ばれているフラット型の屋根の場合は小屋裏収納をつくるのは難しくなってしまいます。
■小屋裏のメリット
・スペースの有効活用(収納力があがる)
・子供の遊び場としても使用できる
・趣味のものを飾ることができる
・季節のものをしまうことができる
■小屋裏収納への移動手段
【固定階段】
その名のとおり、小屋裏収納へ上り下りするための固定式の階段です。少なくとも片手がふさがるハシゴとは異なり、「両手に物を持って上り下りができる」のが最大のメリットです。
一方、階段を設置するためのある程度のスペースと設置費用は必要になるのがハシゴと比べてのデメリットです。なお、固定段階の設置には規制がありますので、事前の確認が必要です。
お住まいの地域によっては、屋根裏収納に固定階段を設置することが禁止されている地域もあります。万が一、禁止されている場合はハシゴを設置するようにしましょう。
【収納式ハシゴと可動式ハシゴ】
収納式ハシゴは、普段はハシゴを小屋裏収納側に収納しておき、小屋裏収納へ上り下りするときにだけ引き出して利用するタイプです。
可動式ハシゴは使用しないときは壁に掛けて収納し、上り下りする際に小屋裏収納に掛けて使用するタイプのハシゴです。
いずれも固定階段と異なり場所をとらずに狭いところでも設置できるのがメリット。また設置費用も固定階段に比べるとコストを抑えられる点も魅力です!ただし、上り下りの際に片手がふさがるため、大きい荷物や重いものを持っての移動は大変です。また、使用するたびにハシゴを引き出したり動かしたりするのが面倒だという人には向きません。
せっかく作った小屋裏収納!!使ってこそ意味があります♪
様々な使い方ができますので、ライフスタイルに合わせて活用してくださいね!