実例紹介

ファミリークローゼットをつくるポイント【収納お役立ち情報】

2021.05.27

マイホームを建てるとき、やはり収納は気になるものです。


アパートでは収納が足りないというケースはとっても多く、マイホームを建てるならたっぷり収納力があって、使いやすい収納をという要望はほとんどの方がおっしゃっています。



そこで今回は最近人気のある「ファミリークローゼット」をつくるときのメリットや注意点をご紹介!!!





■ファミリークローゼットってどんな収納?

まずは、ファミリークローゼットとはどういう物か見ていきましょう。


簡単にいうと、「家族みんなが使う広い収納」です。

ウォークインクローゼットと近いですが、大きな違いは家族みんなが使う収納なのか?それとも部屋を使う人のための収納なのかという違いがあります。



また、ファミリークローゼットに収納するものとしては家族が日常で使う服やカバン、小物などを収納するケースが多いです。そして、家族みんなが使う収納という意味意外に明確な定義はなく、着替えができるスペースをつくったり、洗濯物がたためる場所などユーティリティや家事室のような機能も加えた部屋にすることもあります。



そのため、ファミリークローゼットに何をどれだけ収納するか、またどのように使いたいかというのを明確にすることが、住む人に合ったファミリークローゼットににするためにとても大切なことになるんです(・v・)



■ファミリークローゼットのメリット


各部屋で衣類を管理していると、洗濯物を片づけるために各部屋にたたんだ服を戻す必要があります。

ファミリークローゼットであれば、乾いた洗濯物を運び、片付ける作業が一カ所ですみ、家事の負担を減らせます。


お子様が小さい間は、着替えのサポートがしやすいのもポイントです!




■ファミリークローゼットのデメリット


家族全員分の衣類が収納できるだけのスペースを確保する必要があります。

また、お子様が大きくなり思春期に入ると、家族と共有のクローゼットを嫌がることも。


その場合に備えて、居室に衣類収納のための工夫が必要となります。




■ファミリークローゼットの間取りに注意



ファミリークローゼットは、設置する場所に配慮が必要です。設置する際は、洗濯物を干すのに近い場所や家族が通りやすい場所に設置するなど、家事動線と生活動線の両方に配慮して間取りを検討しましょう。


また、ファミリークローゼットは家族全員の衣類を収納できる広さが必要です。大人2人と子供2人の4人家族なら、3畳以上は確保したいところ。ベストな位置や広さは、家族構成や生活習慣によって変わってきます。間取りを決めるときは設計士や施工会社などに相談しながら検討しましょう!




■おすすめ間取り例


[物干し場とつなける]

家事動線を考えると、洗濯物を干す場所のそばが最適です。洗濯物をとりこんですぐに収納場所に移れるので、無駄な動作が少なくなります。さらにクローゼット内に洗濯物を畳む簡易テーブルなどを設けると、作業もしやすくなるのでオススメです。



[脱衣所や洗面室とつなげる]


ファミリークローゼットを脱衣所や洗面室とつなげれば、朝の支度や帰宅後の着替えがスムーズになります。また乾燥機付きの洗濯機を使用している場合は、乾燥後すぐに収納へと移れるなどのメリットもあります。



[和室とつなげる]


和室を設ける予定であれば、和室とつなげるのもオススメです。和室は客間として使うこともあり、大きな家具は置かない家庭も多いかと思います。そんな和室は洗濯物を畳んだり、アイロンをかけたりと、収納までの一連の家事を行う空間としても適している場合が多いのです。



[シューズインクローゼットとつなげる]


ファミリークローゼットを玄関先に設置するのもオススメです。シューズインクローゼットとつなげることで、外出準備や帰宅後の一連の行動をスムーズに行うことができます。また、リビングなどの他の部屋に脱いだ服が散乱してしまうことも防げます。



☆★☆★将来を見据えたファミリークローゼットをつくりましょう☆★☆★


ファミリークローゼットは上手く機能すればとても効果的な収納となり、まずは使いやすい場所に配置する、そしてしっかり管理する!!

この2つをしっかり押さえることで最大限の効果を発揮してくれますよ♪



ファミリークローゼットを作るには広さも必要となるので失敗は避けたいものです。

家族みんなが使いやすいファミリークローゼットを実現しましょう(・v・)♪

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