実例紹介
なんで人気なの?無垢の床の人気の秘密を大公開
2022.05.30
家づくりにはかかせない、素材選び。
楽しくもあり、悩みどころでもあります。
今回は無垢の床材についてです(・v・)
まず、床材にはいくつか種類があります。
・木質の床材
・コルク
・クッションフロア
・タイル
などがあります。
そのうち木質の床材はおおきくわけて、
・無垢の床材(単層)
・複合の床材(複層)にわけられます。
■無垢の床材とは?■
ときどき、赤ちゃんや子供たちにむけて、「純粋無垢」や「無垢だね~~」
なんて言ったりしますよね♪
その場合の意味は、言葉通り 垢(あか)がない、つまり汚れが無い、ピュアであるなどの意味合いです。
木材に置き換えた場合の意味合いは、
『一本の原木から角材や板を直接必要な寸法に切り出したもの、
接着剤などを使わず製材品としてそのまま利用する木材』
という意味です。
つまり、より自然に近い状態の一枚板でできた床材のことです。
■無垢の床材の特徴■
なにより、肌触りが抜群に良いんです。
木材にはもともと、水分を吸収して排出するという調湿作用があります。
そしてそれは伐採されたあとも変わらないと言われています。
そのため、夏場素足で過ごしても足の裏がべたつくことがありません。
冬場は乾燥を防いでくれるので、温かみがプラスされます♪
そして、どの木にもみられる木目のかすかな凸凹も肌に優しく触れ、
気持ちいいんです♪
また、木にはフィトンチッドという成分があり、この成分がリラックス効果を
もたらしてくれるのです。
さらに!!年月とともに際立ってくる木目。
深みが増してくる色合いによって、より落ち着ける空間となり、
愛着も増してきます。
心配面として、日頃のお手入れがあげられますが、基本的には掃除機を乾拭き、
または水を含ませ固く絞った雑巾で拭く などが望ましいです。
杉やヒノキ、パインなどの針葉樹は肌当たりの優しい柔らかい
木のため、キズがつきやすい傾向にありますが、水分を含ませ
スチーマーをあてる、もしくは、表面を削ることで修復可能です。
タモやナラ(オーク)、チークなどの広葉樹は硬さがあるので、
どちらかといえば傷はつきにくいですよ♪
無垢の床材は、呼吸をし続けています。
そのため、多少の収縮や反りという現象が起こる場合もありますが、
これもまた『自然の木の味わい』ととらえたら納得いただけるのでは
ないでしょうか。
価格は高めと言われていますが、木の種類や筋の入り具合や色合い、
フローリングの幅により、価格は変わってきます。
部屋の印象は床によって大きく変わります。
また、≪身体に良い環境で子育てしたい≫というかた。
せっかくのマイホーム。
長く愛せる住まいにするために無垢材を選ぶ。
それだけで、住まいとの付き合い方や関係性が大きく変わって
くるんじゃないかなと思っています。